贈り物に最適な花

新築のお宅や新しく開店したお店の店先に飾られている綺麗な胡蝶蘭を見たことのある方は多いでしょう。
華やかで品のある胡蝶蘭は、お祝いの時に贈る花として広く知られています。
また、幸せが飛んでくるという花言葉も、新しい門出を迎える方への贈り物としてふさわしく、贈り物として好まれている理由です。
しかしそれだけでなく、貰う側の人にも管理の面で喜ばれる花なのです。

見た目以外も優秀な花で

せっかく貰った花でも枯らしてしまうと縁起が悪いですし、枯らさないためにお手入れに手間のかかるような花を贈ると、綺麗な花であっても困らせてしまうあります。
その点、胡蝶蘭は管理面でも大変優秀な花なのです。
大変花持ちが良く、15度から20度くらいの温度を保てれば同じ花が２ヶ月も持ちますし、気根というもので自ら空気中の水分を取り込むことが出来るため、水やりもあまり必要ありません。
大体10日に一回程度、株の根元にコップ一杯の水を与えるだけで十分なのです。
もともと涼しい場所に生息する花ですので、室内管理で直射日光の当たらない風通しの良い場所に置くのが望ましいとされています。
花が終わってしまっても、花茎を生え際から切り来年に備えることで、次の年も綺麗な花を楽しむことが出来ます。
上品な見た目に加え、お手入れの手軽さから長年愛されている花なのです。